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ホワイトニングはどのくらい白くなる?

ホワイトニングはどのくらい白くなる?

歯のホワイトニングを検討している人にとって、最も気になるのが「実際どのくらい白くなるのか」という点でしょう。ホワイトニングの効果は個人差が大きく、元の歯の色や選ぶ方法、生活習慣などによって結果が変わります。この記事では、ホワイトニングで期待できる白さの程度、効果に影響する要因、そして現実的な期待値について詳しく解説します。

歯の白さを測る基準

ホワイトニングの効果を客観的に測るために、歯科業界ではシェードガイドと呼ばれる色見本が使用されています。最も一般的なのがVITA(ヴィータ)シェードガイドで、歯の色を明度と色相によって16段階に分類しています。

シェードガイドは、白い方から順にB1、A1、B2、D2、A2、C1、C2、D3、A3、D4、B3、A3.5、B4、C3、A4、C4という順序で並んでいます。日本人の平均的な歯の色はA3からA3.5程度とされており、これが一つの基準となります。

ホワイトニングの効果は、通常このシェードガイドで何段階明るくなったかで表現されます。例えば「3段階明るくなる」という表現は、A3の歯がA2やC1のレベルまで白くなることを意味します。この段階数が多いほど、より白くなったということになります。

オフィスホワイトニングの効果

オフィスホワイトニングは、歯科医院で高濃度の薬剤を使用するため、最も即効性があり、短期間で白くなりやすい方法です。1回の施術で3段階から5段階程度白くなることが期待できます。

具体的には、日本人の平均的な歯の色であるA3から始めた場合、1回の施術でA2やC1、上手くいけばB2レベルまで白くすることが可能です。複数回施術を受けることで、さらに白くなる可能性があり、3回程度の施術を受けると、A1やB1といった非常に白いレベルに到達する人もいます。

ただし、1回の施術での効果には個人差があります。元の歯の色が濃い人、着色が強い人は、より多くの回数が必要になることがあります。逆に、元々比較的明るい色の歯の人は、少ない回数で理想の白さに到達できる可能性が高いです。

施術直後は一時的に非常に白く見えることがありますが、数日で少し色が戻ることがあります。これは脱水による一時的な白さで、歯に水分が戻ると本来の白さに落ち着きます。そのため、最終的な効果は施術から数日後に判断するのが適切です。

ホームホワイトニングの効果

ホームホワイトニングは、低濃度の薬剤を長期間使用する方法のため、効果が現れるまでに時間がかかります。通常、2週間から1ヶ月程度の使用で、3段階から6段階程度白くなることが期待できます。

毎日継続的に使用した場合、最初の1週間から2週間で1段階から2段階程度の変化が見られ始めます。その後も続けることで、さらに白さが増していきます。個人差はありますが、1ヶ月から2ヶ月間しっかり継続すれば、オフィスホワイトニング複数回分に匹敵する効果が得られることもあります。

ホームホワイトニングの利点は、じっくり時間をかけて白くするため、色素が歯の内部まで浸透しやすく、効果が長持ちしやすいことです。また、使用頻度や時間を調整することで、自分の希望する白さに到達した時点で中断できる柔軟性があります。

デュアルホワイトニングの効果

デュアルホワイトニングは、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを組み合わせる方法で、最も効果が高いとされています。オフィスで一気に白くした後、ホームで維持・向上させることで、6段階から8段階、場合によってはそれ以上白くなることも可能です。

この方法では、オフィスホワイトニングの即効性とホームホワイトニングの持続性の両方のメリットを享受できます。特に、結婚式など重要なイベントを控えている人で、イベント後も白さを維持したい場合に最適です。

費用は高くなりますが、最短期間で最大の効果を得たい人、長期間白さを保ちたい人には、最も推奨される方法です。

ホワイトニング効果に影響する要因

元の歯の色

ホワイトニングの効果は、元の歯の色に大きく影響されます。黄色みがかった歯は、ホワイトニング剤の効果を受けやすく、比較的白くなりやすい傾向があります。これは、黄色い着色の多くが表面や表層に存在し、漂白剤で分解されやすいためです。

一方、灰色やグレーがかった歯は、ホワイトニングの効果が出にくいことがあります。特にテトラサイクリン系抗生物質による変色や、神経を取った歯の変色などは、通常のホワイトニングでは十分な効果が得られないことがあります。

年齢も関係します。若い人の歯はエナメル質が厚く、象牙質の色も比較的明るいため、ホワイトニング効果が出やすい傾向があります。加齢とともにエナメル質が薄くなり、象牙質の色が濃くなると、ホワイトニングの効果が限定的になることがあります。

施術の回数と期間

当然ながら、施術回数や使用期間が長いほど、より白くなる可能性が高まります。オフィスホワイトニングでは、1回だけよりも2回、3回と回数を重ねることで、段階的に白さが増していきます。

ホームホワイトニングでは、継続期間が重要です。2週間よりも1ヶ月、1ヶ月よりも2ヶ月と長く続けるほど、効果は大きくなります。ただし、ある程度白くなると、それ以上の効果が得られにくくなるプラトー(停滞期)に達することもあります。

生活習慣

ホワイトニング期間中の生活習慣も効果に影響します。コーヒー、紅茶、赤ワイン、カレーなど着色しやすい飲食物を頻繁に摂取すると、ホワイトニング効果が相殺されてしまいます。特にホワイトニング直後は歯が着色しやすい状態になっているため、24時間から48時間は着色性の強い飲食物を避けることが推奨されます。

喫煙もホワイトニング効果を大きく損ないます。タバコのヤニは強力な着色原因であり、ホワイトニングをしても喫煙を続けていると、効果が十分に現れなかったり、すぐに色戻りしたりします。

歯磨きの習慣も重要です。適切な歯磨きを行うことで、表面の着色を除去し、ホワイトニング効果を高めることができます。

現実的な期待値

ホワイトニングで「真っ白な陶器のような歯」を期待する人もいますが、これは必ずしも現実的ではありません。芸能人やモデルの白い歯の多くは、ホワイトニングだけでなく、セラミックの被せ物やラミネートベニアなどの補綴治療によるものです。

天然歯には限界があり、ホワイトニングで到達できる白さにも上限があります。一般的に、日本人の歯で到達可能な最も白いレベルは、シェードガイドのB1やA1程度です。これでも十分に白く、清潔で明るい印象を与えますが、不自然なほどの白さではありません。

また、全ての歯が均一に白くなるわけではありません。歯によって象牙質の厚さやエナメル質の質が異なるため、多少のばらつきが生じることがあります。特に前歯と犬歯では色が異なることがよくあります。

歯の詰め物や被せ物はホワイトニングで白くなりません。これらは天然歯がホワイトニングで白くなった後、色の違いが目立つようになることがあります。その場合、詰め物や被せ物を新しく作り直す必要があります。

効果の持続期間

ホワイトニングの効果は永久的ではなく、時間とともに色戻りが起こります。オフィスホワイトニングの場合、3ヶ月から6ヶ月程度で徐々に色が戻り始めます。ホームホワイトニングの場合は、6ヶ月から1年程度効果が持続することが多いです。

色戻りの速度は、生活習慣によって大きく異なります。着色性の強い飲食物を頻繁に摂取する人、喫煙習慣のある人は、色戻りが早い傾向があります。逆に、適切な口腔ケアを継続し、着色を避ける生活をしている人は、白さを長く維持できます。

白さを維持するためには、定期的なメンテナンスが必要です。半年から1年に一度、タッチアップと呼ばれる追加のホワイトニングを行うことで、白さを保つことができます。ホームホワイトニングの場合、一度マウスピースを作っておけば、ジェルを追加購入するだけで気軽にタッチアップができます。

まとめ

ホワイトニングで歯がどのくらい白くなるかは、方法、元の歯の色、施術回数、生活習慣など、様々な要因によって変わります。一般的には、3段階から6段階程度白くなることが期待できますが、個人差があることを理解しておくことが重要です。

不自然なほどの白さではなく、自然で健康的な白さを目指すことが、現実的で満足度の高い結果につながります。ホワイトニングを始める前に、歯科医師に相談し、自分の歯の状態や期待できる効果について説明を受けることをおすすめします。適切な方法を選び、継続的なケアを行うことで、理想の白い歯を手に入れましょう。

治療内容をしっかりとご説明し、納得して頂くことで怖くない歯科医院を目指します!

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